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📅 2026.05.20 | RYU NAKAZAWA
💪 挑戦

新品シューズの靴擦れを防ぐ5つの実践ルール【IRONMAN完走者の失敗談から学ぶ】

⏱ 約6分で読めます(3,662字)
ガイドロープで繋がり伴走する中澤隆

「新しいシューズを買ったけど、長距離で試す勇気が出ない」

「レース当日に新品は危険って聞くけど、いつ履き慣らせばいいの?」

トライアスリート、ランナー、マラソンに挑戦するあなたへ。

新しいシューズを手に入れた瞬間のワクワクは最高ですよね。でも同時に「靴擦れしたらどうしよう」という不安もある。僕も同じでした。そして、その不安は的中しました。

僕は中澤隆。視覚障害B2クラスのトライアスリートで、IRONMAN みなみ北海道に2年連続で挑戦しています(2024年13:14:17、2025年15:08:45で完走)。見えづらさはありますが、ガイドトライアスリートと一緒に42.195kmを走り切ってきました。

でも、完璧な準備ができていたわけじゃない。新品シューズで靴擦れデビューを果たしたのも、僕です。

今日はその失敗談と、そこから学んだ「新品シューズを安全に戦力化する5つの実践ルール」をシェアします。数字とデータに基づいた話なので、あなたのトレーニング計画にそのまま組み込めます。

📖 この記事の目次
  1. あの日、僕は「たった5km」で靴擦れした
  2. ルール1:最初の3回は「3km・5km・8km」で段階的に
  3. ルール2:「レース3週間前」には履き慣らしを完了させる
  4. ルール3:「雨の日」で一度履いてから判断する
  5. ルール4:靴擦れ防止テープは「予防」で貼る
  6. ルール5:「サイズ0.5cm大きめ」を選ぶ勇気
  7. 失敗から学んだこと:「工夫で防げる痛みは、防いでおく」
  8. まとめ:新品シューズを「戦力」に変える5つのルール
  9. あなたの挑戦を支える「工夫」を、もっと知りたい方へ

あの日、僕は「たった5km」で靴擦れした

新しいランニングシューズを買ったのは、2026年のかすみがうらマラソンに向けた準備期間でした。店で試し履きして「いい感じだ」と思い、さっそく翌朝のジョギングで履いた。

距離はたった5km。いつもの公園を1周するだけ。

「このくらいなら大丈夫だろう」と思っていました。

でも、3kmを過ぎたあたりから、右足のかかとに違和感。

「あれ?」と思った瞬間、次の一歩でズキッと痛みが走った。

ゴール後に靴下を脱ぐと、かかとが真っ赤に腫れて、皮が剥けていた。

5kmで靴擦れデビュー。完全に油断していました。

問題は、その後です。

治るまで約1週間、まともに走れない。練習計画が狂う。焦る。でも走れば悪化する。

「新品シューズは慎重に」と頭では分かっていたのに、「5kmなら大丈夫」という根拠のない自信が失敗を招いた。

その経験から、僕は新品シューズの履き慣らしに関して、明確なルールを作りました。


ルール1:最初の3回は「3km・5km・8km」で段階的に

新品シューズを履く最初の3回は、必ずこの距離で刻みます。

なぜ3kmからか?

ランニングシューズの多くは、3〜5kmで足との「当たり」が出始めると言われています。店で試し履きしただけでは分からない摩擦ポイントが、実際に走ることで浮き彫りになる。

僕の失敗は「いきなり5km」だったこと。

もし3kmで一度止めていたら、違和感に気づいて対処できた。

そして、8kmまでクリアできれば、そのシューズは「戦力」になります。

10km以上の長距離練習や、レースに投入できる段階です。


ルール2:「レース3週間前」には履き慣らしを完了させる

新品シューズをレース当日に履くのは論外。では、いつまでに履き慣らせばいいのか?

答えは「レース3週間前まで」です。

理由は2つ。

靴擦れが起きても回復期間が取れる

もし靴擦れしても、3週間あれば完治します。テーピングやパッドで対処する余裕もある。

レース直前2週間はテーパリング期

本番2週間前からは練習量を減らして体を休める「テーパリング」に入ります。この時期に新品シューズを試すと、走行距離が足りず、本番で靴擦れリスクが残る。

僕は2026年のかすみがうらマラソンで、レース1ヶ月前に新品シューズを投入しました。

3週間で合計50km履き込み、本番では何の問題もなく走れた(結果は別の話ですが…25kmでリタイヤしました)。


ルール3:「雨の日」で一度履いてから判断する

意外と盲点なのが「雨の日のフィット感」です。

晴れた日には完璧だったシューズが、雨で濡れた途端に足が滑ったり、摩擦ポイントが変わったりする。特にソックスが濡れると、足とシューズの間の摩擦係数が変わり、靴擦れリスクが跳ね上がります。

僕は練習で一度、雨の日に5km走ることをルーティンにしています。

雨の日に問題なければ、どんなコンディションでも信頼できるシューズだと判断できる。

レース当日、天気は選べません。

だから、晴れの日だけで「OK」と判断するのは危険です。


ルール4:靴擦れ防止テープは「予防」で貼る

靴擦れ対策として、僕が必ず持ち歩くのが「靴擦れ防止テープ」です。

ポイントは、痛くなってから貼るのではなく、事前に貼ること

新品シューズで走る最初の3回は、こんな場所に予防的にテープを貼っています。

痛みが出る前に貼れば、靴擦れは9割防げます。

痛くなってから貼るのは「治療」で、貼る前に防ぐのが「予防」。

僕は視覚障害があるので、テープを貼る場所は妻(あっちゃん)に確認してもらうこともあります。が、基本的には指先の感覚で「ここが擦れそうだな」と予測して貼ります。

予防テープのおかげで、あの5km靴擦れ以降、大きなトラブルは起きていません。


ルール5:「サイズ0.5cm大きめ」を選ぶ勇気

シューズ選びで一番多い失敗が「ジャストサイズを選んでしまうこと」です。

店で試し履きした時にピッタリ感じても、長距離を走ると足はむくみます。

特にランパートでは、42.195kmを走り終える頃には足が約0.5〜1cm膨らむと言われています。

僕は普段26.5cmを履いていますが、ランニングシューズは必ず27.0cmを選びます

理由は単純。

むくんだ足に対応できるから。

「ゆるくてブレるんじゃないか?」と心配する人もいますが、シューレースの締め方で調整できます。むしろ、きつすぎるシューズで爪が内出血したり、靴擦れしたりするリスクの方が高い。

もしあなたがシューズ選びで迷ったら、「0.5cm大きめ」を選ぶ勇気を持ってください。


失敗から学んだこと:「工夫で防げる痛みは、防いでおく」

僕は視覚障害B2クラスのアスリートです。

目が見えづらいという「制約」は、工夫で乗り越えてきました。

でも、靴擦れは違う。

「制約」じゃなくて「単なる準備不足」だった。

目が見えないことは変えられない。

でも、新品シューズを慎重に履き慣らすことは、誰にでもできる。

僕が5kmで靴擦れした時、一番悔しかったのは「防げたはずだ」と気づいたことです。

トライアスロンやマラソンで一番怖いのは、予測できないアクシデントじゃない。

「防げたはずの失敗」です。


まとめ:新品シューズを「戦力」に変える5つのルール

最初の3回は「3km・5km・8km」で段階的に履く

レース3週間前には履き慣らしを完了させる

雨の日で一度履いて、耐久性を確認する

靴擦れ防止テープは痛みが出る前に貼る

サイズは「0.5cm大きめ」を選ぶ勇気を持つ

この5つを守れば、新品シューズはあなたの「味方」になります。


あなたの挑戦を支える「工夫」を、もっと知りたい方へ

僕は視覚障害を持ちながら、IRONMAN 226kmに挑戦し続けています。

「できるか、できないか」じゃなくて、「どうやったらできるか」を考えてきました。

もしあなたが、

そんな風に思ったら、noteで有料記事を公開予定です。

シューズ選び、ペース管理、メンタルコントロールまで、数字とデータで語ります。

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練習風景や、ガイドトライアスリートとの走り方、視覚障害者がどうトレーニングしているかをリアルに発信していきます。

講演依頼も受け付けています。

企業研修、学校講演、スポーツチーム向けなど、あなたのチームに「工夫で乗り越える力」を届けます。

📧 お問い合わせ:info@tsunahiro.com

🌐 公式HP:https://ryunakazawa.netlify.app


**転んでも、また立てる。

新しいシューズで、新しい挑戦を。**


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